医療脱毛で蓄熱式をお勧めできない理由(熱破壊式と蓄熱式の違いについて)

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脱毛初心者さんに多いのが、蓄熱式と熱破壊式にはどんな違いがあるの?という質問。

なので今回は、その違いをわかりやすく紹介したいと思います。

その違いを整理して、最適なレーザー脱毛器の選択をしていただけたら嬉しいです☺︎♪

ちなみにあらたまちゃんのオススメは熱破壊式です!

詳しくはこちら↓

「熱破壊式」と「蓄熱式」の違いとは?

レーザー脱毛器のレーザー照射方式には、「熱破壊式(ショット式)」と「蓄熱式」の2種類があります。

その違いを表にまとめてみました!


熱破壊式蓄熱式
レーザーの出力強い弱い
毛穴内のターゲット部分毛母細胞・毛乳頭バルジ領域
施術中の痛み強い弱い
施術の速さ速いより速い
脱毛効果の強さ強い人による
ムダ毛が抜けるタイミング1週間後から大体1ヶ月後から
結論脱毛効果は非常に高いが痛い脱毛効果は人によるが痛みなし

結論から言うと、熱破壊式の方が効果が高いです。

脱毛効果が高ければ、痛みも強くなる、と考えるのが自然だと思われます・・

なので、どうしても痛みに耐えられない!という人に限り、蓄熱式も選択肢の一つになるのかな〜と思います。

どうせ高いお金払って時間を使って脱毛するなら、毛が抜けなきゃ意味ないしね!

それぞれの脱毛のメカニズムは?

熱破壊式は「毛乳頭」や「毛母細胞」を壊すことで、毛が生えることをストップさせます。

毛乳頭がムダ毛の「製造工場」、毛母細胞は実際に生成されてくる「ムダ毛のもと」です。

毛の根っこにある、黒い「メラニン色素」に反応するレーザー光を当てることで、毛の中のメラニン色素が花火の導火線のようにはたらき、ムダ毛の根っこから先っぽにまで熱を伝えることでムダ毛全部を殺すようなイメージです。

一方、蓄熱式は「バルジ領域」に弱めのレーザーでじわじわと熱を与えることで発毛をストップさせます。

バルジ領域は、毛穴の中のちょうど真ん中あたりにある組織です。

ここには「毛包幹細胞」や「色素幹細胞」が存在していて、これが発毛における「司令塔」のようにはたらいています。

現在では、バルジ領域に存在する「毛包幹細胞」と、その下に存在する「毛乳頭」がお互いに作用することでムダ毛が作られていくと考えられています。

つまり蓄熱式では、バルジ領域にのみ届くようにレーザーを当てればいいので、強い出力が必要ないのです。

蓄熱式をあまりお勧めできない理由

熱破壊式のレーザー脱毛器は、パワーが強いので、太いムダ毛でもするっと毛が抜けるという特徴があります。

一方、蓄熱式のレーザー脱毛器では、すでに紹介したように「バルジ領域」へ弱いパワーでじっくりレーザーを当てて、発毛の司令塔を丸ごと取り除くことを狙っています。

しかしながら、このレーザーのパワーについて、本来はバルジ領域が全く働かなくなるくらいまで当てなければいけないはずなのですが、

「本当にこれだけで持続的に毛が生えてこなくなるのか・・・?」という疑問が残ります。

というのも、例えば、皮膚に大きなやけどを負った患者さんで、バルジ領域が破壊されてめちゃくちゃになっているような状況でも、毛乳頭や毛母細胞がしっかりと残っていれば、またしばらくすると毛が生えてくるといった現象が起こることもあるからです。

なので、あらたまちゃん個人の見解としては熱破壊式をおすすめしています!

熱破壊式と蓄熱式の脱毛器一覧

4種類の脱毛器
引用:リゼクリニックHP
脱毛器ラシャメディオスター
NeXT PRO
ライトシェアデュエットジェントルヤグプロ
レーザーの種類蓄熱式 or
熱破壊式ダイオードレーザー
※切り替え可能
蓄熱式
ダイオードレーザー
熱破壊式
ダイオードレーザー
熱破壊式
ヤグレーザー
破壊する
ターゲットの部分
バルジ領域 or 毛母細胞バルジ領域毛母細胞毛母細胞
レーザーの波長808nm808nm&940nm805nm1064nm
脱毛器の特徴蓄熱式 or 熱破壊式を選択可能
全身すべての部位を照射可能
痛みが少ない
アトピー肌や敏感肌の方にも照射可能
産毛に効果あり
顔などの細かい部位にも照射可能
太い毛に効果あり
色黒な肌にも照射可能

太く濃い毛や、細く薄い毛など、その部位や体質によって毛の濃さや質には個人差があります。

私のオススメはライトシェアデュエット一択ですが、ご自身に合った脱毛器を見つける手助けになればな〜と思っています。

まとめ

蓄熱式脱毛をされた方のコメントを見ると、やはり一定数、抜けなかった、効果がなかった、熱破壊式の方が良かった、という声があります。そう言ったことからも、私はずっと熱破壊式を選択し続けています。熱破壊式はマジですぐにめっちゃ抜けるよ!!

脱毛は安くない金額だし、年単位で時間もかかるし、その結果あんまり効果ありませんでした・・なんてことには絶対なってほしくない!!

そう思って蓄熱式のデメリットについて記載してみました。何かを選択するときはメリットデメリットを調べることは本当に大事だもんね。

なので脱毛器を選ぶときは、抜けが悪くても痛みがない方がいいのか?痛くても確実に抜ける方がいいのか?についてきちんと考えてから選択されるのがいいと思います。

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